第56回 茨城県の最高峰「八溝山」ハイキングの報告


 春に登る予定が山火事のため先送りとなっていた八溝山は、再計画どおり11月18日に行ってきました。山天気予報は強風と芳しくなかったのですが、予報に反して薄曇りながらも風はほぼなく登山日和で所々に残る紅葉を愛でながら秋のひと時を楽しんできました。下山後はついでながらと袋田の滝にも寄ってきました

1.参加者(計5名)
   主宰、Kさん、Iさん、Fさん、Oさん

2.行程実績
   0800〜1020 団地発〜R118号経由〜日輪寺P(815m)
   1020〜1035 登山準備、体操
   1035〜1215 日輪寺P〜林道分岐〜金性水〜八溝山頂(1022m、昼食休憩)
   1250〜1330 山頂〜日輪寺分岐〜日輪寺P
   (歩行距離:約4.5km、歩行時間:約2.5時間、高低差:約310m)
   1330〜1425 日輪寺P〜森林の温泉(入浴45分)
   1510〜1815 森林の温泉〜道の駅大子〜袋田の滝〜R349〜団地



3.会計報告
(収入)参加費
   @ 主宰以外: 2,800円/人×4人=11,200円
   A 主  宰: 1,100円 
              計12,300円
(支出)
   @ 交通費(主宰号): 1,950円=390円/名×5名
    ・燃料代: 1,950円(約180km、軽油:142円/l、燃費:14km/l)
   A 運転慰労金: 4,000円(往復約180km)
    ・1,000円×4名(主宰除く)
   B 実  費: 2,840円
     ・入浴代: 710円/名×5名=3,550円
   C 主宰経費: 2,800円=700円/名×4名
    (主宰除く。写真、地図等資料、HP作成維持費等)
                                計12,300円

  4.その他(コース概要など)
 スタートの日輪寺は曇りで無風。準備をしてまずは沢まで700mほど下って行きます。沢からは林道まで登り返し、林道からはすぐに五水巡りの旧参道へ。比較的なだらかな登山道を行けば日本名水百選にも選ばれている「金性水(きんしょうすい)」に到着。名水を頂いて山頂を目指しますが、「鉄水」からは今回一番のキツイ「八丁坂」を登ります。先が見えない階段状のコースをヒイヒイ言いながら登れば八溝山神社の鳥居に到着。神社に参拝してお城の形をした展望台へ。展望台からの眺望を楽しみながら昼食を済ませて下山です。下山ルートは日輪寺までの最短コース。30分ほどで到着しました。山頂付近の紅葉は終わっていましたが、登山途中や温泉への車での移動中にも綺麗な紅葉が見られました。また、森林の温泉でリンゴ湯に浸かった後は袋田の滝にも立ち寄り、終わりかけではありましたが滝の紅葉も楽しんできました。
以上


八溝山ハイク写真集


ほぼ予定どおりに日輪寺の駐車場に到着。
山天気予報では強風とのことでしたが。ここは風はありません
山装備をして出発します。



まずは林の中の山道(参道)を沢まで下って行きます。



所々にまだ色の付いている樹があります。
紅葉は期待していなかったので少々嬉しい気分です。



ほどなくして分岐点に差し掛かりました。
右は龍毛水方面の登りですが我々は林道方面に下って行きます。



もう少しで沢の最低地点です。



沢に到着して衣類調整のため少々休憩します。



沢に残る紅葉。結構綺麗です。



林道に向けて登り返していきます。
所々に残る紅葉を楽しみながらの山歩きです。



林道まで登ってきました。少々休憩。
なぜかdocomoの看板が。「ドコモ八溝の森」とあります。
「住み良い地球を守るDREAM」とあるので協賛しているのでしょうか。



立派なブナの木がありました。Oさん、耳を当てて水を吸い上げる音を確認しています。
時期的に渇水期なので音は聞こえなかったそうです。



林道を少々歩いて先へ進みます。



100mほど進むと山頂方面の登山道(旧参道)分岐です。
ここから金性水までなだらかな道を進みます。



所々にある紅葉を見ながらのハイクは癒されます・・・



左手の山側に「妙見菩薩」とあったので寄ってみることにしました。
大きな岩の前に祠があるのですが、主宰は以前に寄ったことがあるのでパスしました。



「金性水」に到着しました。ここで休憩します。
水戸黄門さまが命名して賞美したという八溝山の湧水です。
五水ある八溝川湧水群は「日本名水百選」にも選ばれているんですね・・・



HさんとIさんはペットボトルに汲んで持ち帰りました。
Iさんの後日談ではこの水でコーヒーを淹れて飲んだら美味しかったそうです。



主宰も飲んでみましたが柔らかい感じの水で意外と美味しいです!



休憩を終えて少し進むと「鉄水」に着きました。
下から湧き出ている感じでこれを掬って飲む気にはなれず見るだけにしました。



「鉄水」から先は勾配のある「八丁坂」です。
今回一番のキツイところですが先に進むしかありません。



何処まで続くのか判らないくらい・・・



途中で休憩を入れます。先はまだ長いなあ・・・
この写真はOさんが撮ってくれました。



ヒイヒイ言いながら登ります。キツイ・・・



ベンチがあったのでまた休憩。終点は見えませんがあと少しで林道です。
この写真もOさん撮影のものです。



林道に出た所で「八丁坂」も終わり。さらに進むと日輪寺との分岐点があります。
帰りはこの分岐を左に行きます。



山頂の神社まで最後の登り。あと一息です。



八溝山神社の鳥居まできました!
これをくぐって行けば神社と山頂です。



鳥居から坂を少し登って・・・



八溝山神社到着!
参拝をして山頂展望台に向かいます。



展望台は神社の左側、お城の形をしています。



展望台で昼食を済ませ、眺望を楽しみます。



雲の上に顔を出している日光男体山。



コッチは那須連山。台形の形をしているのが茶臼岳ですね。



北西方面にはうっすらと磐梯山も見えてます。



展望台に設置されている方位盤。新しいので最近更新されたようです。



展望台から神社本殿の屋根、三角点、山頂標識を見下ろします。
Kさんがトイレに行って山頂に戻ってきました。



山頂標識で記念撮影。
ここは福島県との境界になっていて、この後ろは福島県棚倉町なんです。



三角点。あまり大きくないので3等か4等でしょうか。



山頂林道脇の案内板。正式な登山道は林道のようですね。



林道は車も走れるので山頂まで来ることもできます。
ここが終点で奥にトイレがあります。



山頂の林道から「八丁坂」方面に下って行きます。



分岐点まで戻って日輪寺方面に進みます。
この道は春には両脇にカタクリの花が咲くんです・・・。
この写真もOさん提供です。



林道を横切って日輪寺方面に行きます。
コンクリ道で以外に急坂です。



日輪寺が見えてきました。



日輪寺到着です!
参拝していたら住職さんが顔を出しました。
御本尊は観音様だそうです。



駐車場の階段方面から見るとこんな感じです。



日輪寺からの帰りは山頂方面から登山道の林道を下ることにしました。
中腹当たりはまだ紅葉真っ盛りというところもあり、綺麗な場所に立ち寄ってみました。



森林の温泉に入浴した帰路は道の駅だいごに寄り、さらに袋田の滝にも寄ってきました。
これは第一展望から。紅葉はまだ残ってますね。



エレベーターで第二展望台へ。



滝の右側の紅葉が綺麗だったので横バージョンでの1枚。
時間を見て118号はパスして349号経由で帰りました。
Fin



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