第54回 RW利用の天神コースで登る百名山「谷川岳」登山の報告
台風8号の影響で延期も考えていた谷川岳登山ですが、山天気予報の「登山適」を信じて予定通り7月28日(水)に行ってきました。途中で雨が降ったり青空が見えたりと不安定な天気で、山頂からの眺望も雲中で残念な結果でしたが、トマノ耳・オキノ耳と二つのピークを極めることができ、久しぶりのしっかり登山を満喫してきました。なお、今回は2年前の北横岳・武甲山以来のYさん、Sさんが参加してくれました。
1.参加者(計5名)
主宰、Kさん、Tさん、Yさん、Sさん
2.行程実績
0500〜0745 団地発〜北関道・上越道〜谷川岳RW
0745〜0810 準備、土合口RW乗車(始発8:00〜)〜天神平
0825〜1125 天神平〜避難小屋〜肩の小屋広場到着
1125〜1210 昼食・降雨待機、ザックデポ
1210〜1325 肩の小屋広場〜トマノ耳〜オキノ耳〜肩の小屋広場(準備等)
1335〜1550 肩の小屋広場〜避難小屋〜天神平(RW最終17:00)
(歩行距離:約7.1km、歩行時間:約5.5時間、高低差:約670m、累計高度約780m)
1620〜1640 谷川岳RW〜湯テルメ谷川(入浴45分)
1730〜2025 湯テルメ谷川〜関越・北関道〜団地着
3.会計報告
(収入)参加費
@ 保険あり: 8,100円/人×3人=24,300円
A 保険なし: 7,800円
B 主 宰 : 5,900円 計38,000円
(支出)
@ 交通費: 14,350円(2,870円/名×5名)
・燃料代(往復450km、15km/l、130円/l): 3,850円(調整済)
・高速料金: 10,000=5,000円×2(水戸南IC〜水上IC往復)
・駐車料金: 500円(谷川岳RW駐車場)
A 運転慰労金: 6,000円
・1,500円×4名(主宰除く)=6,000円
B 実 費: 14,850円(3,030円×4名+2,730円×1名)
・保 険: 300円/名×4名= 1,200円
・RW料金: 2,100円(往復)×5名=10,500円
・入浴料: 630円/名×5名 = 3,150円
C 主宰経費(写真、資料、HP維持費等): 2,800円
・700円/名×4名(主宰除く)=2,800円
計38,000円
4.その他(コース概要など)
谷川岳の天神コースは最もポピュラーな登山コースですが、避難小屋から山頂までの高度差約500mの平均斜度は約37%と結構キツイところです。晴天ならば天神平から山頂が綺麗に見えるのですが今回は雲の中。雲が晴れることを祈りつつ登山開始。避難小屋から少し登ったところで雨が降り出し一時は引き返しも考えたのですが、10分ほどで回復。青空も見えてきたのでそのまま山頂を目指しました。
肩の小屋で昼食を摂り終えたところでまた雨が降り出しましたが、これも10分ほどでやんだのでザックをデポしてトマノ耳へ。トマノ耳は雲の中、雲が晴れるのを待ちましたが晴れないままオキノ耳へ。いずれのピークも雲の中でしたが、雨に降られることもなく両ピークを楽しむことができ、それなりの満足感を得て下山したのでした。
なお、主宰は今回で3回目ですが久しぶりの本格登山で太腿が筋肉痛になりました・・・。
以上
谷川岳登山写真集
谷川岳ロープウェイの専用駐車場の2階に車を停めて、エレベーターで6階へ。
ロープウェイの往復チケット(2,100円/人)を買って、ロープウェイに乗り込みます。
この時期の運行時間は8:00〜17:00。2番目と8時早々に乗ることができました。
10分ほどで天神平に到着。
これは天神平にあった案内板です。
「安全登山の鐘」のところで出発前の記念撮影。
天気が良ければ後方に山頂が見えるのですが、今日は雲があって見えません。
天気が良くなることを祈りつつ、8:25出発です。
スタート直後はこんな感じのところを歩いて行きます。
途中から谷川岳の全景が見えるのですが、やはり山頂方面は雲中です。
避難小屋までの標高差は150mほどなので大したことないのですが、こんな所もあります。
階段もあったりアップダウンもあり、決して歩き易くはないコースです。
憧れの谷川岳登山で嬉しさ満開のYさん・・・。
避難小屋が見えてきました。ここでしばし休憩します。
避難小屋から肩の小屋までは平均で約37%の急登です。
早速ロープ場の急登岩場がありました。
Sさん、Yさんも続きます。こんな所がこれからも続きます。
避難小屋から20分ほど来たところで雨が降ってきました。空も灰色で山天気予報でも雨模様です。
山頂は諦めて引き返すことにして、小止みになったところで残念記念の撮影をしました。
下山しようとしたところで群馬県警のヘリがすぐ近くまで飛んできました。
遭難者の探索をしているようですが、発見できなかったのか引き返して行きました。
ヘリを見ているうちに天気が急速に回復して青空も見えてきました。下山はやめて山頂を目指すことに。
綺麗な青空が広がってきました。山頂も晴れると期待して先へ進みます。
またもや急登岩場が・・・。こんなのが続きます。
遠くの景色も入れて撮ってみました。水上の町も見えてきました。
余裕の二人。さすがに若い・・・。
ちょっと広い場所があったので休憩します。さすがに高度感があります。
特等席を見つけて休憩するYさん。満喫しているようです。
山頂方面。青空はありますが灰色雲が気になります・・・
天狗の留まり場近くになって高山植物が見られるようになってきました。
このピンクの花は「シモツケソウ」。日本の特産種で「高原の女王」と呼ばれるそうです。
これは「オオバキボウシ」のようです。
これは「ミヤマシャジン」みたいですね。
こちらは「ヒメシャジン」みたいですが「ミヤマシャジン」によく似ているのでどちらか自信がありません・・・。
これは「ミヤマキンポウゲ」みたい。結構いろんなのがありますね〜。
「天狗の留まり場」まできました。ここでちょっと遊んでいきます。
スタートしたロープウェイ駅や、水上の町、遠くには赤城山もよく見えます。
こちらは山頂方面。やはり雲がかかってます・・・
岩に登ってポーズ。
4人で岩の上でポーズ。左の人邪魔・・・
けっこう大きい岩で見晴しもいいのですが、ちょっと怖い・・・
山頂の反対側はいい天気なんですけどね〜
天神ザンゲ岩から上は階段状の登り。ここからひと踏ん張りで肩の小屋です。
主宰、久しぶりの本格登山で太腿に乳酸がたまり怠くなって足が進みません・・・
4人に先に行ってもらうことにしました。
先に行ったメンバーからからかわれます。無念・・・
あと少しで肩の小屋到着です。
11:25、肩の小屋到着です。入口側に回ってお昼を摂れる場所を見つけました。
オジカ沢の頭方面を見ながらの昼食。雲があって眺望はありませんがいい感じの眺め・・・
YさんとSさんはカレーメシのランチだそう。お湯が少なめで済むそうです。
いつものメンバーは定番のオニギリですね。ちなみに主宰は調理パンでした。
何とノンアルビール飲んでます! 缶に保冷剤を巻いてくるんだそう。
Yさんたちはこれが山の楽しみなんだそうです。
後ろに見えるトイレ、狭くてきれいじゃないけど協力金100円です。
昼食を終えたところで雨が降ってきました・・・。小屋で雨宿りして10分ほどでやんだので山頂へ。
小屋の脇にザックはデポして、途中雨になってもいいように雨具を着て山頂にきました。
ここは一つ目のピークの「トマノ耳」。1963mです。残念ながら雲があって眺望ありません・・・
ここにはこんな方位盤がありました。
方位盤のアップ。手はYさん・・・
雲が晴れるのを待ちますがなかなか晴れません。ほんの一瞬、小屋方面が見えました。
雲が切れないのでこのまま最高峰の「オキノ耳」へ行くことにしました。
振り返ってうっすら見えた「トマノ耳」。
途中で咲いていた「ハクサンフウロ」。
「クルマユリ」。花は普通のユリよりもかなり小ぶりです。
こんな感じのところを行きます。あれが「オキノ耳」かなと思ったのですがまだ先でした・・・
右側は断崖絶壁・・・。見えないので恐怖もありません。
12:48「オキノ耳」に到着して早速記念撮影。YさんSさんはいろんなポーズをとってくれます
Yさん、Sさんのツーショット。
見ている方向は断崖絶壁。雲がなければちょっと怖い所です・・・
このすぐ下にお花畑みたいに色々な花が群生していました。
とうとう晴れずじまいで戻ることにしました。
肩の小屋が見えてきました。準備をして13:40、下山です。
黙々とひたすら下山。天狗の留まり場までは比較的歩き易いです。
天狗の留まり場が見えてきました。もう少し先ですね。
天狗の留まり場に着いたので、またここで遊んでいきます。
まずはYさんの岩上ポーズ。
Tさん、Yさんのツーショット。
ズームしてみました・・・。
今度はSさん。
Yさん単独で広角気味に撮ってみました。雄大な感じですね〜
ここから避難小屋までは急勾配の下りが続きます。
こんな所もあったんですね・・・
慎重に下ります・・・
これを下れば避難小屋です。
避難小屋から天神平に向かう途中で山頂方面が見えました。
少し先に行くともっときれいに見えました。オキノ耳までは見えませんが・・・
天神平のロープウェイ駅が見えてきました。もう少しでゴールです。
15:50、天神平到着。ゴールです。マスクを付けてロープウエイへ。
天神平から見えた山頂方面。やはり最後までオキノ耳方面は見えませんでした。
帰りのロープウエイでパチリ。皆さんお疲れ様でした。
おまけのYさんSさんのツーショット。
ロープウェイ乗り場に向かう途中にあった記念写真コーナーです。
Fin.