第53回 ニッコウキスゲ群落の「雄国沼」と雄国山軽登山の報告


 6月26日(土)、梅雨の晴間となった好天の中、ニッコウキスゲの群落が観られる裏磐梯の雄国沼に行ってきました。2018年以来2回目ですが、今回も見事なニッコウキスゲ群落を堪能することができました。また、予定になかった金沢峠にも立ち寄り、前回パスした雄国山(1,271m)にも登って雄国沼を眺望するパノラマも楽しむとともに、予定変更してそのまま山中を「ラビスパ裏磐梯」まで踏破してきました。

1.参加者(計5名)
   主宰、Iさん、Kさん、Tさん、Fさん

2.行程実績
  0530〜0830 団地発〜常磐・磐越道経由〜ラビスパ裏磐梯P
  0830〜0909 準備、準備体操、バス待ち待機
  0909〜0925 ラビスパ裏磐梯〜(路線バス430円)〜雄国沼登山口(880m)
  0933〜1050 雄国沼登山口〜休憩舎(1096m、休憩)
  1056〜1116 休憩舎〜雄国沼湿原(1090m、散策及び昼食休憩)
  1212〜1220 雄国沼湿原〜金沢峠(休憩)
  1230〜1300 金沢峠〜休憩舎(休憩)
  1310〜1355 休憩舎〜分岐〜雄国山山頂(1271m、休憩)
  1407〜1542 雄国山山頂〜雄国パノラマ探勝路〜ラビスパ裏磐梯P
    (歩行時間:約4.5時間、歩行距離:約13km、累積標高差:約400m)
  1555〜1630 ラビスパ裏磐梯(入浴)
  1630〜1955 ラビスパ裏磐梯P〜道の駅裏磐梯〜磐越・常磐道〜団地



3.会計報告
(収入)参加費
   @ 保険あり: 5,000円/人×2人=10,000円
   A 保険なし: 4,700円/人×2人= 9,400円
   B 主 宰 : 2,800円                 計22,200円
(支出)
   @ 交通費: 9,750円=1,950円/名×5名
     ・燃料代: 3,930円(約440km、軽油:127円/l、燃費:15km/l)
     ・高速代: 往路2,910円+復路2,910円=5,820円 ⇒ 実績8,320円
     (予定では休日割引で計算していましたが、7/11まで割引休止でした)
   A 運転慰労金:1,500円/名(往復約440km)×4名(主宰除く)=6,000円
   B 実  費: 550円/名×2名+850円/名×3名=3,650円
     ・入浴代: 550円/名×5名=2,750円 ⇒ 実績2,500円(50円/名の割引あり)
     ・保険代: 300円/名×3名=900円
   C 主宰経費: 700円/名×4名(主宰除く)=2,800円
     (写真、地図等資料、HP作成維持費等)
                   計24,450円(▲2,250円:運転慰労金で処理)

4.その他(コース概要など)
 雄国沼は2018年6月以来2回目。今回も天候に恵まれてのハイキングとなりました。登山口にある駐車場はシーズンとあって予想通りの満車状態。予定どおりラビスパ裏磐梯の駐車場に行き9:09発の路線バスに乗って登山口へ。登山口から休憩舎をへて1.5時間ほどで雄国沼到着です。期待どおり満開?のニッコウキスゲ群落と前回は見られなかったコバイケイソウなどを堪能してきました。
 予定外の金沢峠に寄って休憩舎に戻ったところ、これから雄国山を往復するには登山口発14:47のバスに間に合わない可能性が出てきました。このため、山頂からラビスパまで山中を歩き通すことに変更し、時間に制約されることなく登山道からの眺望や山頂からの景色などを楽しんできました。

以上


雄国沼ハイキング・雄国山軽登山写真集


予想どおり雄子沢登山口の駐車場が満杯だったので、ラビスパ裏磐梯まで行って駐車しました。
雄国沼ハイクの臨時駐車場になっていて、予想外に車が多く停まってました。
準備してバス待ちする前に記念撮影です。



ラビスパ9:09発のバスに乗って雄子沢登山口に着きました。満杯だったバスがここでほぼ全員が下車・・・
これはバス停にあった看板です。八方台Pから猫魔ケ岳経由でも雄国沼に行けるようです。
登山口は道路の反対側にあります。9:30出発です。



この登山道は「雄国沼せせらぎ探勝路」。休憩舎まで3kmほどの距離を200m程度登ります。
広葉樹の新緑の中を歩いて行きます。斜度がほとんどないので比較的楽な登りです。


70分ほどで雄国山との分岐点に着きました。あと少しで休憩舎到着です。



10:50、雄国沼休憩舎に着きました。多くのハイカーで賑わっています。
ここ以外にトイレがないのでトイレも兼ねて少々休憩。トイレは協力金が必要なんです。



休憩舎出たところすぐにニッコウキスゲが咲いてました。雄国沼まであと20分ほどです。



途中に咲いていた「ガクウラジオヨウラク」



このピンクの花も所々に咲いてました。名前調べたけど判らず・・・



沼の一部とニッコウキスゲの群落が見えてきましたが、本番はまだ先です。



雄国沼湿原入口に到着です。監視員の方が「一番いい時に来ましたね」と言ってました。
「一日花」なので満開という言い方は違うような気がしますが、とにかく満開です!



ここからは木道の一方通行。左回りで湿原を巡ります。約800mだそう。
戻りの沼側にも多くのハイカーが歩いています。ところどころに花菖蒲らしい紫花もあります。



沼方面の写真。いい感じですがこの角度はニッコウキスゲは少なめ・・・



賑わっている方面。ニッコウキスゲだけでなく白い花や赤い花もあります。
白い花はコバイケイソウ、赤いのはツツジみたいです。



右手側に咲いていたコバイケイソウ。
コバイケイソウは数年に1回しか咲かないみたいで今年は当たり年だそうです。



ニッコウキスゲの大群落。すごいですね〜。左側の山は雄国山です。



こっちは右側の群落



木道上で写真を撮りました。土曜日の晴天日なのでハイカー多いです。



木道の一番遠いところからの景色です。真ん中の山が雄国山。



カーブの向こう側でこちら向いてもらってパチリ。



黄色のニッコウキスゲと、山の緑、空の青と白い雲。いい眺めです・・・



座る場所が少ないので、思い切って木道に腰かけてランチにすることにしました。
足が湿原に着かないように、他のハイカーに邪魔にならないように、ゴミを落とさないように・・・



Iさんがスマホで撮ってくれました。いい角度なのでいただきました。



雄国山のアップ。一応登ってみる計画です。



こちらはたぶん猫魔ヶ岳方面。



ハイカーが来ないうちに記念撮影。運動不足の主宰、少々腹が目立ってきました・・・



沼方面に巡ってきました。雄国山をバックにパチリ。



ニッコウキスゲと花菖蒲のコラボ。あとで調べたら「ヒオウギアヤメ」でした。



ハイカーが途切れた所でバンザイ!



ニッコウキスゲのアップ。



コバイケイソウとニッコウキスゲ。木道ももうすぐ終わりです。



最後のところに咲いていたヒオウギアヤメ。



休憩舎に戻る前に予定変更して金沢峠に寄ってみることにしました。
階段状の坂をけっこう登ります。息が切れた所で金沢峠到着です。



金沢峠の展望台から見える雄国沼湿原。木道が良く見えます。手前の木が邪魔・・・



展望台のデッキで記念撮影。バックの山で一番高いのが磐梯山です。



展望デッキの反対側は会津盆地です。右側に喜多方市の市街地が見えます。
通常ならここまでシャトルバスが来るそうですが、コロナ禍で今年も運行中止だそうです。



休憩舎に向けて戻ります。トイレの脇を進んで行きます。



所々に咲いていた白い花は「ヤマアジサイ」。



途中から湿原展望ポイントがありました。木道全体が良く見えます!



13:00ちょうど予定よりも30分遅れで休憩舎到着。とりあえずトイレ休憩します。
これから雄国山を往復して登山口バス停に14:40までに行くには厳しい状況に・・・
皆と相談した結果、雄国山に登ったあとはそのまま山中をラビスタまで歩くことにしました。



雄国山登山口の分岐点まで来ました。ここからラビスタまでは2時間40分かかるようです。



登山道を登ってしばらくすると見晴しが良くなり磐梯山が見えました。



こんな感じで見晴らしの良い登山道です。



雄国沼の全景と休憩舎が良く見えるところでパチリ。



全員でも撮りました。



湿原方面をアップしてみました。ハイカーはだいぶ少なくなってますね。



13:56、雄国山の山頂到着です! 結構立派な三角点があったのでタッチ。
ここからは雄国沼は見えず、展望台も手摺破損で利用禁止になってました。



山頂の西側は喜多方市方面に開けていて眺望があります。



少々休憩して記念撮影。間もなくラビスタに向けて出発です。



山頂からラビスパまで4.8km。1時間半はかかりそうです。



見晴しのない山中をひたすら下ります。傾斜も緩やかなので楽です。
見晴しがないのに「雄国パノラマ探勝路」というコースです・・・



一部登る所もありましたが楽勝です。



山頂から約1時間半、ラビスタ裏磐梯まで下りてきました。



ラビスタ裏磐梯到着です。駐車場は建物も向こう側。解装したらすぐ温泉に入れるのがいいですね。
今回も尾瀬に続いて約13kmと一杯歩きました。お疲れ様でした・・・終わり。



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