第49回 2021年登り初め、加波山神社安全祈願と「加波山」軽登山の報告
2021年登り初めのお山歩倶楽部山行は、コロナ禍による県独自の緊急事態宣言発令により1月・2月の催行は見送ることとなり、結局3月10日に6名(1名急遽欠)加波山安全祈願登山となりました。当日快晴のハイキング日和。主宰組とM夫妻の二手に分かれてスタートしましたが、M夫妻がコースを間違えながらも無事合流地点にたどり着くというハプニングがありました。
1.参加者(計6名)
@ 主宰号: 主宰、Tさん、Kさん、Nさん
A M号 : Mさん夫妻
2.行程実績
0800〜0900 団地発〜北関東道経由〜加波山神社里宮(参拝)
0910〜0930 三合目登山口移動、登山準備、体操
0930〜1115 三合目〜加波山神社新宮〜加波山山頂(昼食休憩45分)
1200〜1430 山頂〜自由の楷〜一本杉峠〜三合目登山口
(M夫妻は逆コース(予定外のコース)を辿り、自由の楷で無事合流)
1430〜1500 解装、入浴施設移動
1500〜1545 入浴(スーパー銭湯「ゆららの湯」)
1545〜1710 ゆららの湯〜R50号経由〜団地
(歩行距離:約8.8km、歩行時間:約4.0時間、標高差:約520m)
3.会計報告
(収入)参加費
@ 2,700円/人×2人 A 2,400円(保険なし:1名) B 1,000円(M夫妻)
C 主宰: 1,500円 計10,300円
(支出)
@ 交通費(主宰号): 487円/人×4人=1,984円(合わないのは1名急遽欠席のため)
・燃料代: 1,195円(120km、116円/l、12km/l)
・高速代(往路のみ:水戸南IC〜桜川筑西IC):1,240円
A 運転慰労金(主宰号): 500円/人×3人(主宰除く)=1,500円
B 実 費: 8,570円
・保 険: 300円/人×4名(70歳以上2名除く)=1,200円
・入浴料(M夫妻除く): 713円/人×4名=2,852円
C 主宰経費(資料作成費、配布用写真、HP作成維持費等):2,800円
・700円/人×4人(Mさん夫妻は1人分)=3,500円 計10,300円
4.その他(コース概要など)
加波山神社参拝と加波山登山は2回目で以前と同じルートで計画。加波山は初めてのメンバー4名のうち三原夫妻はコース地図を見て山頂登山は無理と判断、逆ルートを辿って「自由の楷」で合流することとしてスタートしました。
山頂組4名は予定よりも早いタイムで山頂に着き昼食を摂っていると、M夫妻から「一本杉峠」が判らないとの電話。ペースが遅いながらも予定ルートを歩んでいるようなのでそのまま進むよう指示したところ、ほどなく風車が見えるとの電話。そこに向かえば合流地点の「自由の楷」と教え、山頂組も昼食休憩を早目に切りあげて下山することにしました。
「自由の楷」ではM夫妻が昼食中。M夫妻の話によるとどこかでルートを間違えたようで、6名揃って予定ルートを下山し確認してみたところ、配布地図中「林道分岐」地点よりも手前の道を左折して進んだことが判りました。無事に合流できたので笑い話で終わりましたが、二手に分かれての登山はこのようなリスクもあることを反省し、今後は何らかの対策を考えたいと思います。
下山後の入浴はR50沿いのスーパー銭湯「ゆららの湯」に寄りましたが、施設老朽化のため3月一杯で営業終了だそうです。
以上
コンビニでトイレなどそ済ませて9時頃に加波山神社に到着。
ここは以前にも来た一番新しい社殿。正式には「加波山神社真壁拝殿」というらしいです。
入口の鳥居も綺麗です。
それぞれ参拝したあとは記念撮影。
抜けるような青空で、絶好の登山日和です。
この辺りは加波山の一合目でもあるんです。
加波山神社は色々あってこれは隣の「加波山晋明神社」。
参拝はスルーして登山口に向かいます。
三合目登山口に到着して出発前記念撮影。
駐車場は6〜8台くらいは停められそうです。
後ろの鳥居も山頂への直行ルートになっているのですが、我々は左側の舗装路を行きます。
M夫妻もここから逆ルート(手前右の道路)でスタートすることにしました。
駐車場の隣には「桜観音」があります。
9時30分、予定時間通り出発です。
三合目の道標。
「巡礼塚」もありますね。
最初のうちはこんな感じ。
採石場があるので五合目まではコンクリートです。
意外と傾斜があって楽ではありません。
大分登ってきましたが四合目の道標は不明。
バックに筑波山が見えてます。
大きな採石場があったので立入禁止でしたが寄ってみました。
かなり深くまで掘ってあって迫力があります。
下の方で作業員のオジサンが睨んで?いたので早々に退散しました。
採石場からの眺望。真壁町ですかね。
今日は霞んでいるので富士山は見えません。
コンクリ道が終わり、ここからは普通の登山道になります。
この辺りが五合目だと思うのですが、看板ではこの先が五合目とも読めます・・・
スタートから16分ほどなので、少々早いペースです。
登山道らしくなってきました。
それなりに勾配のある登山道で楽ではありません。
七合目まで来ました。
「山椒魚谷」とあって小さな渡渉があります。
六合目でも休憩したのですがここでも休憩します。
中宮神社まで「あと5分」という林道合流点に出ました。
少々休憩。「あと5分」は実際には無理で7分かかります。
中宮拝殿の鳥居まできました。
石段を登れば中宮拝殿に到着です。
石段を登りますが、不揃いで登りにくいです。
10:50、中宮拝殿に着きました。
予定よりも25分ほど早いです。
参拝を済ませて集合写真をパチリ。
拝殿の右にある階段を登って山頂に向かいます。
結構な急傾斜です。
左側にはたくさんの石碑が建ってます。
手摺のある急な坂を上ってさらに進みます。
最初に着いたのが新宮本殿ですが、本宮はまだ先です。
見晴しが良いのはこの付近だけです。
さらに進むと今度は「たばこ神社」です。
「たばこ神社」はタバコの葉を栽培する地方であればあちこちにあるようです。
茨城県はなぜ加波山にあるのは判りませんが・・・
さらに進んで狭い岩の間をすり抜けると・・
中宮本殿があります。
山頂と本宮本殿はもう少し先です。
11:15、本宮本殿到着です。
正式には「正一位本宮 加波山大神宮」です。
本殿脇に三角点がありますが、埋まり過ぎて目立ちません。
一応タッチ。
本殿の階段を登って・・・
参拝した後は昼食です。
山頂は大きな岩が沢山ありますが眺望はない所。
風をよけて岩影で昼食をとることにしました。
昼食中にM夫妻から電話があり、一本杉峠が判らないとのこと。
少し遅いなと思いながらも間違っていないようなのでそのまま進むよう指示。
風車近くまで来たとのM夫妻からの電話を受け、少し早めに昼食を切り上げて写真撮影。
さっきの電話からさほど経っていないのでおかしいなと思いながらも出発準備をして12時ちょうどに下山を開始しました。
下山路は比較的歩き易い登山道。
結構早いペースで進みます。
旗立石を脇にみて先に進みます。
自衛官の殉職碑がありました。
2名の自衛官が飛行機事故で亡くなった場所だそうです。
急な長い階段を下れば「自由の楷」です。
12:20、「自由の楷」に着きました!
M夫妻がのんびりと昼食を摂ってます。
山頂で出会った筑波大のグループもここで昼食してました。
我々もしばしここで休憩です。
M夫妻はどうやら別ルートでここにたどり着いたよう。
のんびりした後は全員で「自由の楷」の碑で記念撮影。
「自由の楷」の説明文。
加波山は自由民権発祥の地でもあるとのこと。
建立は昭和57年、39年前ですね。
2基の発電用風車の前を通っていきます。
北関東道などから山に見える風車です。
1基はメンテナンス中で停止していて、作業員が車で昼休憩してました。
作業員に許可を頂いて風車の中を見せてもらいました。
めったに見れないのでみんなで覗いてみました。
てっぺんまで梯子が付いてました。
2基めの風車に向かって行きます。
振り返って、さっき見てきた風車。
丸山をパスして右側の登山道を行きます。
以外と急な登山道を下って行きます。
この急坂を下れば一本杉峠です。
一本杉峠の交差点に下りてきました。
ここからは「車両通行止め」の標識がある林道を行きます。
まずは普通の林道歩き。
所々に岩ゴロゴロがあり小さな川も流れています。
結構スリルのある林道なのです。
こんな所や・・
こんな所も・・
続きです・・・
さらに続きます・・・
でも何もない林道よりも楽しいかも。
今日は平日なのでジムニーやバイクには出会いませんでした。
こんな所を走る気が知れません・・・
M夫妻はこの林道は歩いていないとのこと。もっと手前で外れたようです。
林道分岐点からは少し登り返すと舗装道路に出ます。
M夫妻は舗装路が切れたところの分岐を林道分岐と勘違いして左折したことが判りました。
舗装路を少し進むと正面に加波山です。
左手に筑波山が見えてきました。
ここからの筑波山は三つのピークが見えるんです。
右から坊主山、男体山、女体山ですね。
右手に開けた所があったので寄ってみます。
桜川市の眺望。
霞んでいなければ栃木の山々が綺麗に見えるかも・・・
加波山を背に先へ進みます。
ゴールまではもう少しの所です。
駐車場が見えてきました。
間もなくゴールです。
14:30、ゴール到着です。
予定よりも30分ほど早く着きました。
皆さんお疲れ様でした。
Fin