第45回 大弛峠から登る百名山「金峰山(2599m)」軽登山の報告


 2カ月ぶりのお山歩倶楽部の山行は、奥秩父の名峰百名山の「金峰山(2,599m)」に大弛峠(おおだるみとうげ)からチャレンジしてきました。出発時は晴天でしたが、山頂付近では雨と雷に祟られ名物の五丈石も拝めずに早々に退散。久しぶりの山行は残念な結果になりました。

1.参加者(計5名)
  主宰、Iさん、Kさん、Fさん、Tさん

2.行程実績
  0500〜0925 団地発〜常磐・圏央・中央道〜勝沼IC〜大弛峠P(2,362m)
  0925〜0948 登山準備、体操
  0948〜1240 大弛峠〜朝日峠〜朝日岳(休憩:2,579m)〜金峰山頂(昼食)
  1300〜1537 金峰山頂〜朝日岳〜朝日峠(2,430m:休憩)〜大弛峠
  (歩行距離:約9.3km、歩行時間:約5.5時間、標高差:237m(累積高低差:約460m))
  1550〜1700 大弛峠P〜ぶどうの丘「天空の湯」
  1710〜1825 「天空の湯」(入浴及び夕食)
  1825〜2140 「天空の湯」〜勝沼IC〜中央・圏央・常磐道〜団地着




3.会計報告
(収入)参加費: 7,200円/名×3名+6,900円(保険なし)+4,500円(主宰)
                      合計:33,000円
(支出)
  @ 交通費: 17,200円(3,440円/名×5名)
   ・燃料代(往復約600km、15km/l、107円/l): 4,060円(調整済)
   ・高速料金: 13,140円=6,570円×2(水戸南〜勝沼)
  A 運転慰労金: 8,000円
   ・2,000円×4名(主宰除く)=8,000円
  B 実  費: 5,000円(1,060円×4名+760円×1名)
   ・保 険: 300円/名×4名(70歳以上除く)= 1,200円
   ・入浴料: 760円/名×5名 = 3,800円
  C 主宰経費(写真、資料、HP維持費等): 2,800円
   ・700円/名×4名(主宰除く)=2,800円
                          合計:33,000円


4.その他(コース概要など)
 主宰の股関節炎と梅雨時の不順な天候に祟られての2カ月ぶりの山行は奥秩父の名峰「金峰山」を目指しました。「金峰山」へのルートは瑞牆山荘からのコースが一般的ですが、標高差が少なく日帰りが可能な大弛峠からのコースを選択しました。
 平日なので大弛峠の駐車場は空いていると思ったのですが、到着した9時半頃は車が満杯であふれている状態。それでも何とか隙間を見つけて駐車し登山を開始しました。出発時は青空ではないものの天気も良く上々のスタートだったのですが、休憩ポイントの朝日岳からは金峰山方面は雲中で見えず。急傾斜を下って金峰山への登り返しの途中から雨が降り始め、山頂到着時は雷も鳴り始めました。近くの五丈石も雲中で見えず、そこへは恐怖すら覚える岩場のルート。雨で濡れていることもあり五丈石は諦めて早々に退散することにしました。昼食も雨中の山頂で早々に済ませ、雷鳴を聞きながら足早に下山。幸い雷の接近はなく、下山途中の朝日岳近くから雲が切れた金峰山の山頂と五丈石の姿が確認できたのがせめてもの慰めでした。
 今回のルートは、標高差はないものの意外ときついアップダウンや長い歩行距離、山頂付近の危険と思える岩場など、晴天であっても侮れないコースでした。
 下山後の温泉は、勝沼ぶどうの丘の「天空の湯」。名前のとおり丘の上にあるので露天風呂からの眺望は最高でした。また、入浴後はラウンジで夕食も済ませました。

以上


9:25頃、車が溢れている大弛峠の駐車場に到着しました。
ナビが思い通りの案内をしてくれずスマホで確認しながら来ました。































金峰山方面の案内板です。
4.2kmあります。































平日だというのにこの混みよう。
隙間を見つけて何とか停めることができました。































何と、車のすぐ上の斜面に牡鹿が現れて草を食べてます!
人が近くにいても平気なようです。
皆さんスマホで写真撮ってました。






























出発前の集合写真撮影。
天気も上々なので期待でウキウキ。
9:48予定よりも約20分遅れで出発です。






























最初はちょっと急斜面。
久しぶりの山行なのでちょっとキツイです。































急斜面が終わり少しなだらかになりました。
































朝日峠に向かって下って行きます。
































朝日峠に到着しました。
ここからは朝日岳に向かって登り返しです。































尾根筋まで来たところで岩場がありました。
































特にきつくもなく難なく登って行きます。
































尾根筋を進んでもう少しで朝日岳山頂です。
















































11:08朝日岳到着です。
それぞれで思い思いに休憩します。
ほぼ中間地点ですね。






























Kさんも休憩。
































Tさんも特等席を見つけて休憩。
































金峰山方面を見ながらの休憩ですが雲があって見えません。
この先はまた下りです。















































朝日岳から急傾斜を下って行きます。
標高差は100mくらい。もったいない・・・















































さらに下ります。
さっきよりも緩斜面になりました。































どうやら底にきたようです。
ここからはなだらかに登って行きます。































時期的に花はほとんどないのですが苔が一面に。
蓼科山のようには種類はないみたいです。
キノコもほとんど見当たりませんでした。






























シャクナゲが咲いてました!
もう時期は終わっているんですがね・・・
金峰山はシャクナゲの山と言われるくらい多く咲くらしいです。






























賽の河原まで来たようです。
途中から雨が降ってきたので雨具を着てます。
雨脚は強くないので何とか回復してほしいです・・・






























広くて平なので他のグループが休んだりしてました。
我々は山頂に向けて先を急ぎます。
予定よりも30分以上も遅れてます・・・






























ハイ松の間を縫って・・・
































予想外に岩場が・・・
濡れているので滑らないよう慎重に進みます。































岩のトンネルを潜ると・・・
































金峰山の山頂に到着です!
山頂は雲の中で弱いですが雨も降ってます・・・















































山頂で記念写真。
雨が降っているので主宰はカメラマンに徹しました。
五丈石に行こうと思ったのですが近くなのに雲中で見えず、
さらにそのルートは怖いくらいの岩場。
雨で濡れており安全なルートも見分けられません。
雷も鳴ってきたので簡単に昼食を摂って早々に退散することにしました。




























雷鳴を聞きながら足早に賽の河原を抜けて樹林帯へ戻ってきました。
雷も接近することなく過ぎ去ったようで一安心です。































朝日岳への登り返しで振り返ると・・・
雲が切れて金峰山の山頂と五丈石が見えました!































山頂と五丈石のアップ。
山頂で粘っていれば良かったかもなんて・・・































朝日岳の登り返しです。
雲は切れたりかかったりとスッキリしません。















































Iさん登り返しをクリアしてピース。
お疲れ様でした。















































朝日岳山頂まで戻ってきました。
金峰山方面を振り返りながらしばし休憩。































尾根筋の岩場まで戻ってきました。
雨はすっかり上がっています。































岩場を下り
































朝日峠まで戻って来ました。
雨で水溜まりができてますね。
ここで昼食の続きを摂ることにしました。






























朝日峠にある案内標識。
































登山口まで戻ってきました。15:37です。
朝一杯だった車はほとんど無くなっていました!
残念な山行でしたが、とりあえずお疲れ様でした。






























おまけ、駐車場にある鳥観図です。

Fin






























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