第39回 紅葉の奥久慈「生瀬富士」と「月居山」軽登山の報告
2019年11回目のお山歩倶楽部山行は、11月20日(水)紅葉の奥久慈軽登山ということで、袋田の生瀬富士と月居山(つきおれさん)に行ってきました。
当日は晴天の行楽日和。里山の急なアップダウンに四苦八苦しながらも紅葉の袋田を堪能してきました。
1.参加者(計7名)
主宰、Kさん、Iさん、Fさん、Oさん、Mさんご夫妻
2.行程実績
0700〜0835 団地発〜R118〜町営第1P
0835〜0845 登山準備、体操
0846〜0950 登山口〜生瀬富士山頂(406m)
1002〜1130 生瀬富士山頂〜立神山頂〜かずま分岐〜袋田の滝眺望地点 (昼食休憩40分)
1210〜1330 滝見下し場〜かずま分岐〜滝本〜展望ベンチ
(Iさん・Mさんご夫妻はここで離脱)
1335〜1400 展望ベンチ〜月居山頂(休憩15分)
1415〜1520 月居山頂〜観音堂〜前山山頂〜観音堂〜町営第1P
(歩行距離:約9.8km、歩行時間:約5.5時間、高低差:約330m、積算高低差650m)
1530〜1540 町営第1P〜関所の湯(入浴40分)
1620〜1820 関所の湯〜道の駅おおた〜団地
3.会計報告
(収入)参加費
2,400円/人×2人+2,100円×2人(保険無し)+1,300円(M夫妻)+1,200円(主宰)
合計:11,500円
(支出)交通費+実費+主宰経費
@ 交通費: 1,000円
・燃料代(往復120km、14km/l、120円/l): 1,000円(端数調整済)
A 運転慰労金: 2,000円
・500円×4名(主宰・M夫妻号除く)=2,000円
B 実 費: 5,000円
・保 険: 300円/名×5名(Kさん・Oさん除く)= 1,500円
・入浴料: 700円/名×5名(関所の湯:M夫妻除く)= 3,500円
C 主宰経費(写真、資料、HP維持費等): 3,500円
・700円/名×5名(M夫妻は1名分、主宰除く)=3,500円
合計:11,500円
4.その他(コース概要など)
袋田の滝の無料駐車場から北側に見える山が生瀬富士のある山塊です。今回はその左側にある生瀬富士(406m)から立神山(420m)を経て袋田の滝を見下ろす眺望地点まで行きました。里山なのでロープ場のあるアップダウンに四苦八苦しながらも見事な紅葉に癒されながら滝本まで下山。さらに月居山(404m)と月居山前山(390m)にも登り返してきました。
袋田の滝眺望地点は足がすくむような約100mの断崖絶壁。紅葉に色づく滝を真上から見下ろす絶景に皆さん大感激。滝本に下って月居山へのルートにある展望ベンチまで行きましたが、1月以来久しぶりに参加したMさんご夫妻はここで離脱して帰宅、Iさんもここで離脱して一足先に関所の湯で待つことに。残りの元気な4名で予定どおり月居山、観音堂、前山を巡ることになりました。
シーズン真っ盛りの袋田は平日でも多くの観光客で賑わっていましたが、観光客とは違う景色を堪能した我々の紅葉山行でした。
以上
予定よりも少し遅れて袋田第1駐車場に到着。
Mご夫妻は先に着いて待っていました。
早速山準備して記念撮影。
後ろの山々がこれから登る生瀬富士と立神山。8時46分出発です。
駐車場を出て左折するとすぐに看板があります。
この道に入って行きます。
最初はこんな感じ。
なだらかで歩き易い登山です。
倒木が道を塞いでいます。
10月の台風の影響でしょうか。
潜ったり跨いだりしてクリアします。
生瀬富士方面。
左側のピークがたぶん山頂。
見晴しの良い場所に出ました。
しばし休憩して眺めます。
この辺から先が急登になるのです。
急登のロープ場です。
ロープを補助にして登ります。
岩場の鎖場もあります。
ここは右手に巻いても登れます。
もう少しで山頂。
最後のロープ場を登って・・・
9時50分、生瀬富士山頂(406m)到着。
狭くてゆっくりできる場所がありません。
集合写真は諦めました。
山頂からの眺望。
駐車場方面です。
山頂から次へ向かいます。
結構な急傾斜なのでロープにつかまって慎重に下ります。。
今回最大の難所も慎重に降下します。
ロープと木の根に上手くつかまりながらの降下です。
足元が良く見えないのでちょっと怖い・・・。
難所をクリアして立神山へ向かいます。
紅葉真っ盛りの中を下って行きます。
さらに下って・・・
今度は登り返し。
里山はアップダウンが多い・・・
10時23分、立神山(460m)に着きました!
少し広いのでここで休憩しします。
ここで集合写真。
結果的にこれが山行中唯一の集合写真となりました。
山頂からまた下って行きます。
ロープ場が結構あります。
またもや倒木。
しゃがみこんで何とかクリア・・・
こんな急傾斜もあります。
コースの所々に見事に色付く紅葉があります。
杉木立まで下ってきたところで休憩。
ようやく一息というところでしょうか。
滝眺望地点に向けて先へ進みます。
大きな樹が2本根こそぎ倒れています。
これも台風影響なのでしょうか。
「かずま分岐」まで来ました。
この辺りの紅葉は言いようのないくらい見事!
ここから10分少々で滝眺望地点です。
紅葉を愛でながら先へ進みます。
あと少しです。
きた〜っ、袋田の滝です!
足元は100mの断崖絶壁、覗き見るも怖っ・・・
予定変更してここで昼食を摂ることにしました。
ランチを済ませて「かずま分岐」まで戻ります。
紅葉の写真をどうぞ・・・
見事な赤です!
言葉がありません・・・
「かずま分岐」まで戻ってきました。
小生瀬からのルートもあるようです。
ここから滝本まで下山します。
まずは登山道に倒木が覆いかぶさっている所をクリアします。
足元も要注意です。
このルートはほぼロープ場なので気を使います。
それでもこのような所もあって癒されます。
大きな木の根元を降りて行きます。
ロープ場がえんえんと・・・
木の根がすごい!
幹なのか根なのか判りません。
ロープ場はさらに続きます。
ロープ場がようやく終わりました。
もう少しで滝本に到着です。
「滝美館」の裏に出てきました。
13時07分、滝本到着です。トイレ休憩して月居山へ向かいます。
辿ってきた稜線を下から見上げます。。
左端のピークが立神山のようです。
あの辺の稜線も歩いたんだよね・・・。
滝の眺望地点はさらに右です。
ずーっと眺めるとなんだか感慨深いです・・・
吊橋方面のルートから登山口に向かいます。
当初予定していた昼食場所まで登ってきました。
ここにはコンクリ製の大きなテーブルとベンチがあるのです。
滝方面の眺望です。
ここでMさんご夫妻はもう十分ということで引き返すことに。
Iさんも引き返しMさんに関所の湯に送ってもらうことになりました。
滝眺望地点をズームアップ。
1時間ほど前にはあそこに居たんです!
残った4人で月居山を目指します。
山頂に近づくにつれ急勾配になります。
ロープ場もありました。
14時ちょうど頃、月居山頂(402m)に到着です。
Oさん三角点にタッチ。
ここには「月居城」があったそうな。
佐竹家の家臣、袋田定義が築いたそうですが佐竹家が秋田に移封されて廃城になったそう。
城跡の碑の前で記念撮影。
城跡の南側に見事な紅葉があったので、ここでも記念撮影。
少々休憩して次に向かいます。
こんなに急な所があったんです。
慎重に下ります。
月居観音堂にきました。
Fさんここが前から気になっていたそうです
参拝して前山に向かいます。
お堂には観音様が祀られいるそうですが見えませんでした。
急な階段をいくつか登ります。
結構きついです・・・
山頂から少し下の眺望地点から眺め。
あの山の稜線を歩いたんです。
登ってきた階段を観音堂へ下りて行きます。
それにしても結構キツイ階段・・・。
観音堂敷地内にある石仏。
鐘撞堂があったので撞いてみました。
分岐まで戻り「袋田温泉」方面に行きます。
登山道から旧道に出てさらに「七曲り登山道」へ。
これが駐車場への最短コースなのです。
登山道から一般道に来て駐車場へ向かいます。
振り返ると右が月居山、左が前山。間に観音堂。
これから「関所の湯」に行って汗を流します。
先に言ったIさんは一杯やってるだろうな・・・
Fin