第38回 東北の百名山「蔵王山」三山ハイキングの報告
2019年10回目のお山歩倶楽部山行は、10月17日(木)に予定していた「瑞牆山」を変更して東北の百名山「蔵王山」の三山(刈田岳、熊野岳、地蔵山)をハイキングしてきました。
今回は8月7日の「北横岳」以来久しぶりの山行。8月下旬及び10月初旬に計画していた「木曽駒ケ岳」、「蔵王山」は荒天で中止となり、当初計画の10月17日の「瑞牆山」は台風19号の影響で中央道が通行止めで断念。そのため、台風影響のなかった「蔵王山」に変更して実施したのでした。
1.参加者(計4名)
主宰、Kさん、Tさん、Fさん
2.行程実績
05:00〜09:00 団地発〜常磐・磐越・東北道〜白石IC〜刈田岳リフトP
09:00〜09:15 登山準備
09:15〜10:50 P発〜(リフト)〜刈田岳山頂〜熊野岳山頂(休憩)
11:00〜11:50 熊野岳山頂〜地蔵山頂〜地蔵山頂駅(昼食45分)
12:35〜14:25 地蔵山頂駅〜避難小屋〜リフトP
14:40〜15:10 リフトP〜遠刈田温泉「神の湯」(入浴)
16:00〜19:50 遠刈田温泉〜白石IC〜東北・磐越・常磐道〜団地
(歩行距離:約10.5km、歩行時間:約4.5時間、高低差:約240m)
3.会計報告
(収入)参加費
7,200円/人×2人+6,900円(70歳以上)+4,500円(主宰)
合計:25,800円
(支出)交通費+実費+主宰経費
@ 交通費: 13,680円
・燃料代(往復560km、15km/l、120円/l): 4,380円(端数調整済)
・高速料金: 5,210円×2 = 10,420円
A 運転慰労金: 6,000円
・2,000円×3名(主宰除く)= 6,000円
B 実 費: 4,020円
・リフト: 450円/名×4名= 1,800円
・保 険: 300円/名×3名(70歳以上除く)= 900円
・入浴料: 330円/名×4名(神の湯)= 1,320円
B 主宰経費(写真、資料、HP維持費等): 2,100円
・700円/名×3名(主宰除く)=2,100円
合計:26,920円(▲1,120円は運転慰労金で調整済)
4.その他(コース概要など)
刈田岳リフトPから稜線までは登山道があるのですが、時間短縮のため登りのみリフトを利用しました。刈田岳は有料道路を利用するとレストハウスまで車で来られるので観光客の多い所です。やはり今回も多くはないですが観光客がお釜を観にきていました。刈田岳から熊野岳は広々した樹木のない荒涼としたなだらかな稜線歩き。熊野岳から地蔵山ルートへの下りが岩ゴロゴロの唯一の難所。そこをクリアして地蔵山へ登り返しロープウェイ山頂駅方面に下ればお地蔵さんのある広場です。
昼食を摂って帰りは熊野岳避難小屋へ緩やかに登り、そこからお釜を見ながらのルートを歩き最後はリフト脇の登山道を駐車場まで下ってきました。
風があって少々寒い日でしたが、好天に恵まれた秋のハイキングとなりお釜も見られて満足した一日でした。
以上
9時頃刈田岳リフト乗り場の駐車場にに到着。
天気は良いですが風があって少々寒いです。
暖かい服装で山準備して記念撮影。
後ろの建物がリフト乗り場。9:15分出発です。
振り返ると素晴らしい眺望。
リフトは片道450円。
今日は歩く距離が長いのでリフトで時間稼ぎします。
しばしの空中散歩。
残念ながら紅葉はありません。
リフトを降りて刈田岳(かっただけ)へ向かいます。
右の建物はレストハウス。
奥に見えるのは神社でそこが山頂です。
こんな感じで登ります。
観光客は少ないです。
左手に蔵王の象徴、御釜が見えてきました。
水の色は緑です。
刈田岳山頂の広場。
刈田岳側から見た御釜。
刈田岳山頂看板で記念撮影。
蔵王三山の一つ目制覇です。
なお刈田岳の標高は1758mです。
御釜の展望台から。
正面のなだらかな山がこれから行く熊野岳。
御釜の後ろの山は五色岳というらしいです。
御釜方面へ下りていく遊歩道沿いを行きます。
一番低い所から見た御釜。
近づいてみると迫力があります。
ここから柵沿いに歩いて行きます。
御釜をバックに記念撮影。
蔵王山は今も活動中で「噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)」です。
去年(2018年)3月6日にレベル2からレベル1になったそう。
これから御釜が見えなくなるので写真撮ってます。
御釜の後方には遠く仙台市街や太平洋が見えます!
ちょっとポーズ。
熊野岳方面の稜線「馬の背」を行きます。
なだらかで広々して荒涼としてます。
こんな感じで歩いてます。
山登りという感じがしません。
避難小屋の上空で飛行機雲が交差してます。
なかなか見られない光景かも・・・。
この辺から左手に折れて熊野岳へ向かいます。
緩やかな斜面の登山道を登ってきました。
ちょっと休憩です。
御釜方面を向いてますが御釜はもう見えません。
蔵王神社が見えてきました。
熊野岳山頂はその裏です。
これまで全然きつくないので余裕があります。
10:47、熊野岳山頂到着!
山頂の三角点。
何やら二人で確認してます。
今回二つ目のピーク熊野岳(1841m)で記念写真。
Kさん珍しくポーズ。
山頂は蔵王神社のすぐ裏。
緑屋根の建物は避難小屋です。
Kさんがカメラを持ってきたので撮ってあげます。
ちょっと休憩したのでそろそろ出発。
地蔵山方面へ近道は岩場の下り。
今回唯一の難所と言える場所です。
ストックを使いながら慎重に下ります。
Kさん、今回ストックデビューです。
伸ばした後の留め方が解らず四苦八苦してました。
登山道までおりてきました。
ワサ小屋跡まで下って地蔵山へ登り返します。
地蔵山はこの写真の高い所ではなくさらに奥側です。
ワサ小屋跡の墓標です。
墓標の近くには「姥神(ヤマンバさま)」の像が・・・。
説明書きによると首がなかったので平成23年に復元したそうな。
ちょっと怖い顔してます。
11:40、三山目の地蔵山(1736m)に到着!
背中側の平野には山形市街が見えます。
下方に見えるロープウエイ山頂駅に下りてランチです。
階段状の道を下って・・・。
山頂駅です。
ここにはトイレだけでなくレストランや展望台もあるんです。
冬はここから樹氷原コースになるんです。
ランチを済ませて記念撮影。
冬は頭しか見えないお地蔵さんも今は全身が見えます。
準備して12:36出発です。
熊野岳への最短コースを行きます。
登りだけどしばらくは木道なので歩き易いです。
ワサ小屋跡が見えてきました。
正面は熊野岳です。
午前中に下ってきた岩場です。
地蔵山からは近道ですね。
熊野岳を右手にしてダラダラと登ります。
整備されていますが歩きにくいです・・・。
分岐点に来ました。
避難小屋はすぐそこです。
避難小屋です。ちょっと中を覗いてみました。
コンクリと石で頑丈に作ってあります。
これなら噴石も大丈夫。遭遇したくないですが。
馬の背には下りず先の方から下ることにします。
茫漠として広いです。
御釜が見えてきました。
午前中と見える角度が違います。
最後の記念撮影。
1m後ろは崖です・・・。
Kさんも御釜撮ってます。
青空と御釜。
角度を変えてもう一枚。
これで御釜も見納め、駐車場へ向かいます
レストハウス近くまで行って登山道を下ります。
こんな感じの下りです。
急勾配ではないですが歩き易くはない・・・。
リフト乗り場が見えてきました。
駐車場には14:25に到着。
お疲れ様でした。
Fin